MIAU設立について

Movements for Internet Active Users (MIAU)が設立された。
日本語でいうと、インターネット先進ユーザーの会 。
基本的な趣旨としては、ユーザー側の団体のひとつとして、権利者などの横暴に対抗しようということになるだろうか。
当面の活動としては、現在パブリックコメントを募集している著作権法改正の小委員会での結論に対抗するとか。

こういったユーザー側の団体ができるのはいいことだ。
できれば数団体できるといいのではないかと思う。

MIAU でも主張しているが、国家的になにかしようとすると、まず審議する場が設けられる。
そこには、当事者や専門家が呼ばれることになる。
もちろん消費者の代表も呼ばれるのだけど、デジタル関係はどうでもいいような人が呼ばれることになる。
デジタル機器に弱かったり使ってないようなおばちゃんとかね。
それは消費者代表として誰を呼べばいいのかわからないから仕方がない。
著作権者の代表は、必ずしも全著作権者の代表というわけではないが、それでもきちんと組織として活動している団体から選出されれば、呼ぶにふさわしい立場とはいえるだろう。

問題は、武藤さんのblog でも書かれているけど、運営とその資金だろう。
日本は歴史的に自己の権利を自分で守るという意識がないと思う。
ヨーロッパやアメリカはその歴史から、自分の権利を守ったり主張を通すときには戦ってきた。
例としては、フランスはフランス革命以来何かあればデモ行進を行ったりする。デモ行進などを行うときに「通りにでる」という表現があるくらいだ。

これは歴史観になるだろうけど、江戸時代が日本の諸悪の権現だと思っている。
官僚的なのも江戸時代からだし、江戸幕府という制度を守るために儒教(朱子学)が台頭し反故されたのも江戸時代だし、政治を一般人から遠くしお上がやるような意識を設けたのも江戸時代。
江戸時代はまぁ長い間戦争がなかったという意味ではよい時代だったのかもしれないが、逆に危機意識をなくしてしまった。
まぁ江戸時代はまた改めてエントリするとして。

個人的にはそういったこともあって、しかるべき人がなんとかするだろう(なんとかするべき)だという意識があるんだとおもう。
だから、MIAUのような団体ができたとしても、その活動を見張ったり、応援したり(反対したり)、資金を提供したりということは行われづらいだろうとおもう。

現在MIAUのwebサイトをみても、どういった形で応援したり参加したりできるのかまだわからない。
設立したてだからというのもあるんだろうけど。
このへんがいつ明らかになるだろうかというのは注目しないと。

2~3団体できるといいなというのは、何かあったときに意見を1つに集約できないだろうからだ。
例えばMIAUの主張が納得できないということがあったときに、別の団体が賛成できる意見だったりするかもしれない。
1つのほうが運営など効率はいいかもしれないが、危険もはらむような気がする。
集約できるときは協力し、そうでないところはそれぞれががんばればいいとおもう。

賛同できるときには少しでも資金提供するなど応援したり。
まぁ政党みたいだけど、政党のように与党にならなければならないというわけではないから、その点では柔軟にできるのではないかなと期待する。

とりあえずMIAUについては、現在賛同できるので、見守っていき、微力ながら協力したいとおもっている。
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