ゲーム業界について(2) 開発者

今回は開発者の役割分担について。
前回の企業単位での役割分担はちょっと分かりづらかったかなとおもう。

主な役割分担としては、以下の通り。
  1. プロデューサー
  2. ディレクター
  3. プロジェクトマネージャー
  4. プログラマー
  5. グラフィック
    • 原画・デザイン
    • キャラクター
    • モーション
    • 背景(マップ)
    • エフェクト
  6. プランナー

プロデューサーについてはだいたいのところは前回書いているので、割愛する。

今回はディレクターとプロジェクトマネージャーについてだけ。
それ以外は、個別にエントリする。
ディレクター

主な仕事は、いわば現場監督だ。

1本のゲームについて言えば、広報だとか機材の管理だとか多くの役割がある。
それら1本のゲームを世に出すということについて全体の指揮をとるのがプロデューサーだ。

それに対して、実際に商品であるゲームを開発することの指揮をとるのがディレクターとなる。

例えば、AとB2つのうちどちらを採用するか?という問題があるとする。
ゲームに及ぼす影響が大きければ大きいほどディレクターが判断することになる。

例えば全体に占めるスケジュール的な部分はどうか、それに必要な費用はどれほどか、ゲームのおもしろさなどに対する影響はどうかなど、総合的に判断を行う立場となる。

ゲーム製作はチームで行い、チームにはいろいろな役割の人がいて、役割の中でもさらに担当者がいる。
そういった人の利害関係も生じる。


これに対してプロジェクトマネージャー。
進行管理だとか製作進行だとか呼ばれることもある。
専任でおくこともあれば、ディレクターが兼任することもある。

基本的にはスケジュールと予算、リソースの管理を行う。
ディレクターが現場のすべてを詳細に把握し管理できればいいのだけど、ゲームの内容についても把握しなければいけないので、そういったリソース関係について把握し管理するわけだ。

どこまで権限を与えるか、どういう役割分担にするかにもよるが、ディレクターの秘書的な役割なこともあるし、ゲーム内容についての責任者はディレクターでリソースに関する責任者はプロジェクトマネージャーというくらい権限が強いこともある。
ただし、スケジュール的、リソース的な部分も含めて最終的に判断するのはディレクターだ。

そういう意味では、チーム運営における幕僚的な立場だとも言える。


もちろん他のPGなどの役割の人もいろいろなことを加味して判断しているわけだけど、
チームや製品に対してより大きな責任を負うという意味においては、
ディレクターはただ作ればいいというわけではなく、より戦略的な判断や能力を求められる。

そういうわけで、一般的には、プランナー、プログラマー、グラフィック担当などで十分な経験を積んだ上で任じられるのが一般的だ。
さらに言えばプランナーからなるというパターンが一番多いだろう。

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